PICTページの世界樹欄に頂き物の項目とイラストを追加しました。他人様に描いてもらうウチの子たちはやはり一味も二味も違いますね…(…?)。本当にありがとうございます。

双子と地獄と使命と:
以前もチラッと…、というよりは恐らく長文でドカドカ突っ込んでおいた気はするんですが、スタッフロール後の双子が地獄へ赴いたこと自体は、彼らの自由意志によるモノかなとは一応思ってるんですね。まあ選択権はともかく、選択肢なんてモノは実質他に無かったようにも思えているんですが。
(仲間たちとの打ち解け具合にもよるだろうけれども、)ホント、第二第三の自分たちとも言える新生児たちの存在さえ無ければ(或いはせめて知らずにいられたなら)、崩壊したキングダムも、封印が解けつつある地獄も何もかも放り出して、最初で最後の束の間の「自由」を手に入れられたのかもしれなかったのになあということをいまだに思ったり。片割れを手に掛けて故郷の手酷い裏切りを突きつけられたのちにやっと得られるこの自由(全リージョン崩壊のカウントダウン付き)に、どれほどの価値が残されているのかはちょっと分からないですけど…。
地獄へ行きそれを(今回こそ完全に)封印するという行動、(そこに至るまでの経緯や思惑はどうであれ)それだけを見ると、双子術士として課せられた使命を果たすということと結果的には何ら変わりない、ってのがあまりに強烈な皮肉に思えてしんどくなっちゃうんですよね。持って生まれた宿命の前では結局双子たち本人の意志なんて何も関係ないんだなというか何というか…。精々多少早いか遅いかくらいの些細すぎる違いが出る程度で、結局その終わりに収束するしか無いんだろうなっていう…その…なんだ…伝われ…(?)。
境遇とかに鑑みればブルーとルージュ自身もまだまだ子供だったようなものなのに(※やや話は脱線しますがサガフロ世界での成人って何歳からなんでしょうね。リージョンごとにも違いそうですが。まあ、特定の年齢になったからといって途端に「立派な大人」に豹変するというわけではないですが)、気付いたときにはキングダムの大人たちの責任を全て一身に背負わされてもはや死地を征くより他に道はなし(さもなければ世界が終わるなり次の双子たちに矛先が向くなりするだけ)、ってところにまで追い込まれてたのがな~もうな~ホントこの2人はそういう宿命の元に生まれたんだなってつくづく…。はぁ〜………。ここから逃げおおせる方法が私には分からないよ…。
余談の余談的な:
スタッフロール後のブルー(※ルージュ勝利パターンでは最後までちゃんと進んでないので、ここでは一応ブルーのみとします)って割と感情的というか、自発的?に喋ることがすごく増えたなという印象を抱いたりしたんですね。それがなんだか、「アッ私というプレイヤーの手を離れたな」感(?)があって、その後の怒涛の展開も相俟って、何とも言えない気分になったりもするというか…。
もしかしたらそれまでもそこそこ喋ってたのかもしれないけどプレイヤーキャラクターという立場的に伏せられていただけで、「ルージュを殺せ!」っていうブルー編開始時にプレイヤーに提示された目的を達成した=キャラクターがプレイヤーの手を離れた、から、ここからやっとブルー個人の描写が増えたのかなとかなんか…そんなメタいこと(?)を思ったり…。
プレイヤーが介在しなくなってなおあのENDに突き進むことになるんだから余計救いがないというか、ウワーッとなるというか、拗らせが加速しちゃってたりもするんですけどね…。どう転んでもしんどい。ははは。
…相変わらずよく分からないところで妄想逞しくして勝手に自ダメ受けて血を吐いてるなとは思います…。どうか指差して笑っておいてやってください。