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ブルーのテーマとかの話

ブルーのテーマとマジックキングダムの楽曲を聴きながら、でもこの2曲って「本来は逆」なんだよな………(※裏解体真書からの情報です)と思って情緒が迷子になる、なんてことを定期的に繰り返し続けておりまして でもそういえばこれ関連の怪文書は投げてなかったっけな?、などとふと思いまして 以下唐突にそれ+αをしたためんとすという感じの怪文書日記です 今回も対戦よろしくお願いします(?)

 

ブルーのテーマとラスボス曲の一部フレーズって同じものが使われていて まあ単に同じというだけだったならば、「オタクくんテーマ曲が最後に改めてやって来るパターンって俄然燃えて来るでしょ!」的な…、ある種の王道さを行く盛り上げ方のようなものと素直に捉えられたと思うのよな 実際私自身そーゆーのが大好きだったりするし… 「(最初に示された)悲願がとうとう達成するぞ!」的な意味合いでも燃えるし、「当初の悲願や理念とかとの決別のためにそれらと戦う」的な意味合いでも燃える… 比較的最近遊んだ他ゲーだと、マッドラットデッドがまさに「テーマ曲が終盤に差し込まれる」パターンでめちゃくちゃ滾ったし…
…でもブルー編の場合、「本来の」テーマ曲とラスボス曲とでは決してそうなってないのだ…と思うと…、(実は2曲が入れ替わってるのだという事実含めて)情緒が大分ムズムズする(…?)のよなあと
(以下、ブルーのテーマを「本来のマジックキングダム楽曲」、マジックキングダム楽曲を「本来のブルーのテーマ」と書きます ややこしいね!)

ブルー編において同じフレーズが使われてる楽曲って、本来のマジックキングダム楽曲とラスボス戦と…あと本編では未使用ながらブルー編エンディング曲がそうなんですよね 同フレーズ使用曲としてこの3曲が並んでしまうと…なんというか… 「マジキン、地獄の君主、融合双子の行く末という3つの要素たちは、結局のところ同じもの(に至ってしまう)」ってことを示唆しているように個人的には思えて仕方なくなってしまうというか
こう…やっぱり「融合双子の成れの果てこそが君主である」ってことなのかな…そういうのを暗に示してるのかな………みたいなことを思っちゃうわけですよ、楽曲1つ(3曲)取ってみてもさ〜…………!?!!?! …というね、うん…
我ながらそれは穿った考え方しすぎなのでは?と思わなくもないけれど どうしてもこう悪い方向へ悪い方向へと考えられてしまうような要素ばかりがポップアップしてくる感がありましてよ、双子…
…ウッ…わ、私は…純粋に…ルージュとブルーを幸せにしたいだけなのに…なぜ………考えれば考えるほど破滅的な方向にばかり進むの…双子を取り巻く環境の八方塞がりっぷりほんとワケわかんないよ…………(云百回目の挫折)

 

しかし今回サガフロの楽曲をさらっと聞き流してみて改めてひしひしと実感したんですけども、こんな最初から最後までネガティブ系な…重々しくて不穏さ物騒さにまみれた楽曲だらけなのって、欲目とか贔屓目的なものを抜きで真面目にブルー編だけではなかろうか 本来のブルーのテーマだけなら「悲愴(さの中にある厳かさ)」な感じの範疇でどうにか収まるけども、本来のマジックキングダム楽曲とエンディング曲とか物々しいにも程があろうよ感 君主戦の方がまだ明るいまである …あるよね?(さあ…)
そりゃまあ根本のシナリオが”最悪”の欲張り詰め合わせセットだからある程度は仕方ないけども いや〜っしかししかしブルー編のシナリオ、明るい未来を予期させるものですらないのが…ウーッッッ…

もちろん他のシナリオにだって重い要素は結構あるとは思っていて 例えばT260Gも世界の存亡が掛かったエグい使命を実は負ってた話(実際過去には実質敗北して仲間全滅の憂き目に遭ってたりすらしてる)なわけで ただそんな中でもRB3破壊の任務はきちんと果たして、それに加えて、決戦のしばらくの後に再起動できた&タイムたちの元へ帰るってのが明確に描写されてる内容のエンディングだから、最終的にはハッピーに至れたんだなと十分思えるよねと
アセルス編だって紆余曲折の果てに迎えた人間と半妖エンドでは今後幸せに過ごせたんだろうなと思える描写のエンディングだし(個人的には妖魔エンドも特別「バッド」と認識してるわけではないけども… 妖魔アセルスとしてやりたいことを心の望むままにやってるだけだよねというか)
クーン編も世界の脅威は封じられて、当初の願いである故郷の崩壊を止めることこそできなかったけど当のラモックスたちはみんな前向きに受け入れて進んでいく明るさが描写されてる
エミリアだって(レンが犯人だったルートであっても)、一連の出来事を今後ずーっと後ろ向きに引きずり続けたりただ嘆き続けるような女ではないだろうし、グラディウスの面々だってエミリアをただほっぽりだして終わるわけないだろうしねとか
レッドも父親こそあんなことになったものの、己が手で仇を取れて、母親と妹は無事で、メタルアルカイザーとはいっそ清々しいライバル関係を築いていて、当初アルカールに危惧されていた復讐心に呑まれきることもなかったと思うと今後は十分明るい道をいけたと考えられる
あとリュートはまあ終始あんな調子だし(えっ?)

対してブルー編は………ブルーとルージュ…は……… …(なんか他の主人公勢と違って親身な関係性を思わせる仲間すら居ねえな………)
いやもちろんね、「地獄封じれませんでした〜!残念!」だとか、「二人は地獄に閉じ込められたよ」だとか、「結局双子は君主になり果てる存在でしたとさ、ちゃんちゃん」みたいなネガティブ方面の明確な描写こそ確かに無いけどだな? でも明るい方向に進むことを予期させるようなポジティブ方面の明確な描写も等しく一切無いのよな………(「他のシナリオにはある」のに!)
ホントこの二人は双子対決終了時点でエンディング迎えてた方がまだハッピーな今後寄りに考えられたよね …いや対決終了時点で実際エンドなんよな、ラスボスはルージュで決闘以降から地獄までってエピローグですって実際明言されてる筈だしな…うん…(なんてタチの悪い存在と言えてしまうエピローグなんだ…)
せめてこのエピローグさえ無ければ、まだ、「使命を果たした双子(ブルー)は大手を振って国に帰りましたとさ 国は立派な術士となった彼の帰りを歓迎しましたとさ」みたいな想像のつけようが十分あったっちゃあったんじゃないですかね… だって、対決エンドで本当に本編が終了してたとしましょうよ そこから「いや、実はあのあと地獄が待ち構えてて…実はマジキンは外道国家で…」を生やすのはマジでただの何が何でもバッドに持ち込みたいマンの強引ガチ妄言(?)じゃないですか 対決以前までの本編中には、エピローグでぼかぼか出てくる最悪な追加情報の匂わせとか一切無いので… とにもかくにも決闘終了のその瞬間こそが、ハッピーにもバッドにも想像の余地を等しい程度残せる最後のタイミングだったはずなのにというか
それでもまあ「具体的なバッド内容が描写されたわけじゃない以上はバッドと決めつけられはしないだろ!」と言われれば強く反論はできないけども でもさあ 「他のシナリオ『では』少なくとも明るい方向性自体は示されている」ってつまり…それすら無いブルー編に関しては…そういうことだろうがよ…!という気持ちが勝るわけで ウッ駄目だやはり私には双子をハッピーに導くことはできない 誰か助けてくれ(日記はここで途切れている…)